需要と供給のバランスによって大きく影響してくる問題ではありますが
それでも不動産売却を初めて数ヶ月経つのに不動産についてのお問い合わせや内見が1件や2件というのはやはり注意が必要です。どこかに何かしらの問題があると考えましょう。

果たして不動産の売却価格は適正なのか、広告、宣伝活動は効果的に行われているかなど注意を払ってみましょう。不動産会社の実力や、やる気によって不動産物件周辺の市場調査がしっかり行われていなかったり、その影響で不動産査定価格が妥当ではないなどの可能性も十分ありえます。
そんな時のために不動産会社に頼りすぎるのではなく、自分でも不動産物件周辺の不動産事情も調査してみるといいでしょう。

不動産の問い合わせ、内見件数はそこそこあるのに購入にはならないという状況が続くと売り手側としては不安に感じてくるでしょう。

これも一概には言えませんが、

■不動産を実際見てみたら近隣環境がいまいち・・
■不動産の陽当たりが悪い・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　など

思い描いていた不動産物件とは違っていたなどもあると思います。
不動産物件周りの環境は致し方無いとしても申込みに繋がらなかった理由は不動産会社を通して確認してもらい、改善できる家の修復、簡単な清掃などもう一度不動産の現状を見直すことも考えましょう。

不動産が何ヶ月も売れないと不動産会社も不動産販売価格を下げるように提案してくるでしょう。そうなると下げないと売れないという状況に焦りと不安を感じてくるでしょう。

しかし、中古物件は査定価格通りに売れないということは珍しくないのです。
不動産を売りだしてからの日数、売りたいタイミング、下げた価格など考慮して検討しましょう。それに買う側としては安く買いたいのは当たり前です。

しばらく売却情報に載っていて売れていないことを知っていたら粘って下がるまで待つ、なんてことも十分ありえるでしょう。そして価格交渉をしてくるでしょう。
不動産会社に相談して十分なやりとりで不動産販売価格の見直しを検討しましょう。

売却を開始してすぐにいい買い手が見つかり一ヶ月で売却契約まで行くこともあるでしょう。
しかしそれは珍しいケースです。いつまでたっても買い手が決まらないと不安だけでなく苛立ちにもつながってくるでしょう。

なかなか売れないなと思えてきてからの不動産会社の対応を見て不動産会社の変更も検討してみましょう。不動産会社も当然物件を売却したいわけです、売れなかったら当然、販売戦略を立てなおし宣伝方法を変えてみるなど検討するのはやって然るべきなのです。

やる気のある不動産会社、親身になって考えてくれる不動産会社でないのなら不動産会社の変更も視野に入れましょう。